花や植物から抽出したアロマオイルを使って育毛してみませんか?アロマというと、リラックスなどに効果のあるものと思われる方もいるかもしれませんが、実は育毛治療にも役立つオイルもたくさんの種類があるのです。
どのようなものがあるのかというと、果実そのものの甘酸っぱい香りが特徴的なスウィートオレンジは発汗作用があり、血行を促進すると同時に毛根に作用する効果が期待できます。
悩みに合ったオイルを複数使って自分好みのマッサージオイルやシャンプーなどを作ることも出来ます。
海藻類が髪の毛に良いという話は、昔から言われていますが、海藻類はヨウ素などの栄養素が含まれているので、健康には良いもののこれといって発毛を促すような作用は認められていませんでした。
けれども、海藻のネバネバした成分に含まれるフコイダンが髪を作る毛母細胞の活性化に必要なIGF-1の増加を助ける効果がある事が解明されたのです。
IGF-1は、ソマトメジンCとも呼ばれていて、海藻以外にも、大豆や唐辛子を食べることによって作られます。
栄養価の高さで知られるゴマは、摂取することで健康的な髪の毛を作るために必要なたんぱく質や亜鉛、ビタミンを摂ることができます。
ゴマというと白ゴマや黒ゴマなどがありますが、リグナンというホルモンバランスを整える成分が含有している黒ゴマは、さらに効果的です。
ですが、ゴマには脂質も多く、過剰摂取の結果、反対に、身体に負担がかかりかねません。
過剰摂取しても髪が生える訳ではありませんから、薄毛予防として適量の摂取を心掛けてください。
一般的に、ホホバオイルというと女性のメイク落としやスキンケアとして使われることが多いのですが、このホホバオイルは頭皮マッサージで使用するのもおススメです。
砂漠地帯で採れるホホバの種子から抽出されたホホバオイルは、なによりその特徴は、浸透率が高く肌馴染みが良いことです。
この特徴のため、油っぽいギトギトを感じることなく頭皮の乾燥やベタつきを抑え、頭皮の環境が改善するという訳です。
当然、頭皮の状態は髪の毛にも影響しますから、抜け毛や薄毛に悩んでいる人は、一度試してみてはいかがでしょうか。
シャンプー後には欠かさずコンディショナーを使っている人もいますが、薄毛や抜け毛に悩んでいる人がコンディショナーを使うことは意見が割れています。
本来は、シャンプー後にコンディショナーを使うことで、傷んだ毛髪をコーティングしてサラサラにするのですが、コーティング剤にはシリコンが使われていることが多く、頭皮の毛穴に詰まってしまうと髪の成長が阻害されるので、育毛におけるリスクだと考えられています。
ノンシリコンの育毛に適したコンディショナーを使って、毛穴詰まりを起こさないように丁寧に洗うことで育毛にも効果的に使うことができるはずです。
毛穴から産毛が生えてきたら、育毛が成功する可能性あります。
髪の毛の元となる毛母細胞がしっかり働いている場合は、産毛は抜けることなく豊かでハリのある髪の毛へと変わっていきます。
とはいえ、産毛が生えても、毛母細胞自体の力が弱い時があります。
このような場合は、産毛に栄養がいかず、抜けてしまう事になるでしょう。
ですので、産毛が生えても治療は成功したと思い込んでしまうと、悲しい思いをするかもしれません。
発毛を促進させる可能性がある成分には多くのものがあります。
一例を挙げてみると、白薬子というエキスは毛母細胞を活性化しますし、頭皮を含めた体内の血行不良の改善に効果があるニンジンエキス、または殺菌効果があり頭皮の環境改善に期待できるヒノキチオールといった成分があります。
もし医薬品や医薬部外品の育毛治療薬を使うのなら、製薬会社は配合されたすべての成分を公表する事が義務付けられているので、使用する前に把握することができます。
ただし、化粧品として売られている育毛ケアのグッズは記載の義務がないので注意が必要です。
意外に思われるかもしれませんが、健康的な髪を保つためには運動も必要です。
適切な負荷の運動は、血行が良くなり発汗することで新陳代謝が促されます。
これらは育毛を促進させると言えるでしょう。
新陳代謝が活性化すれば、細胞が活性化したということになりますから、健康的な髪の毛を作ることになるのです。
しかし、運動それ自体に発毛効果が認められているのではありません。
髪が生えやすい体質に変えていく、といった意味になります。
髪の悩みが深刻ならば医師の診断を受けるのが最適です。
ですが、それほどひどい状態でなかったり、薄毛を予防する目的ならばおうちで出来る、頭皮や頭髪のケアを試してみてください。
これといって育毛ケアの製品を揃えなくても、アルコールやタバコは控えめにしたり、食事では髪に良い食品を積極的に摂ったり、軽く体を動かしたり湯船につかって血行を良くしておくなど、普段の生活の中から髪に良い行動を増やしていくと良いでしょう。
女性ホルモンであるエストロゲンと類似する化学構造を持っているイソフラボンは、男性ホルモンの過剰な働きを抑え、薄毛になりにくくすると言われています。
そのため、イソフラボンを摂取すると髪が生えると信じる人もいますが、特に科学的な証拠がある訳ではありません。
イソフラボンと言えば、大豆イソフラボンが浸透しているように、納豆や豆乳などの大豆製品がイソフラボンを多く含んだ食品として代表的です。